交通事故による障害

交通事故被害として、上肢機能障害を追ってしまう場合があります。上肢とは肩関節、肘関節、手関節までの3大関節と手指の事です。これらの箇所に障害が残る事を上肢機能障害と呼びます。関節の機能障害が認められる条件に、主要運動の制限があります。どの程度制限されるかによって等級が変わります。当然、制怪我限が大きい方が重い障害とされます。

肩関節は屈曲、伸展、外転、内転、外旋、内旋の運動ができます。この中でも、屈曲、外転、内転の運動が肩関節の主要運動と言われています。肘関節は屈曲、伸展を主要運動としています。手関節の主要運動は屈曲、伸展とされています。しかし3大関節の運動はこれら主要運動だけで成り立っているわけではありません。参考運動と呼ばれる運動が設定されている箇所もあります。障害の等級を決める際は、主要運動と参考運動がどれだけ制限されるかを判断します

また交通事故による上肢機能障害は、事故直後に起こるとは限りません。事故後は症状が出なくても、後になって症状が出てくる場合もあります。これを後遺障害と呼びます。交通事故による後遺障害が認められる為には、事故直後に何かしらの損傷や自覚症状があった事実が必要になります。このため、事故後は症状がなくともレントゲンやMRIで精密検査をしておく事が一般的です。また自覚症状の有無を医師に伝えておく事も必要です。特に自覚症状は本人でないと分からない事ですから、小さな事だからと無視せず、気になる場合は必ず医師に伝えておくようにします。次のページでは傷害の等級後遺障害について説明します。

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